いつもRIKCADをご利用いただき、ありがとうございます。
建物の外観パースをつくるとき、仕上がりの印象を左右するのは、外壁や屋根だけではありません。
実は、窓ガラスの色や見え方を少し変えるだけでも、建物の印象は大きく変わります。
今回は、住宅に使われる窓ガラスの基礎知識から、RIKCADでの実践的なテクスチャの選び方までご紹介します。
住宅の窓ガラス、最近のトレンドは?
住宅の窓ガラスには、建物の年代や用途によってさまざまな種類があります。
中古住宅では、単板ガラス(フロートガラス)や型板ガラス、網入り板ガラスなどが使われているケースが多く、一方、新築住宅では、断熱性能に優れた複層ガラスやLow-E複層ガラスなど、高性能なガラスが主流となっています。
また最近では、ガラスそのものだけでなく、窓ガラスシートを活用するケースも増えています。
目隠しや遮光、UVカット、断熱・遮熱など、目的に合わせてさまざまな機能を追加できることから、DIYやリフォームなどでも注目されている選択肢です。

このように、住宅の窓ガラスは、建物の年代や性能、暮らし方に合わせてさまざまな種類が使われています。
こうした違いを知っておくと、RIKCADで建物を作成するときにも、窓ガラスの見え方や表現をよりリアルに再現しやすくなります。
窓ガラステクスチャの2つのタイプ
RIKCADで窓ガラスを表現するテクスチャには、大きく分けて2つのタイプがあります。
映り込み型は景色が埋め込まれたもので、制作が簡単で負荷も低い反面、視点が変わると違和感が出ることがあります。

一方、透過型はガラス素材の透明性を定義し、背後の景色が自然に変わるため、より現実的な表現が可能ですが、レンダリング時に光の調整等に手間がかかる場合もあります。

映り込み型・透過型、それぞれについて、使いこなし方を詳しく解説します。
映り込み型:階数ごとに使うテクスチャを使い分ける
1階と2階では、窓から見える景色や周囲との関係が異なるため、ガラスの見え方にも違いが出ます。
1階の窓は、室内の家具やカーテンなどが見えやすいため、室内の雰囲気が感じられるテクスチャを選ぶと、より自然な表現になります。
一方、2階の窓は地面から離れているため、室内よりも空や周囲の景色が映り込むようなテクスチャを使うことで、外観に馴染みやすくなります。
このように、窓の位置や見え方に合わせてテクスチャを使い分けることがポイントです。

これを複合的に合わせると下記のようになります。

透過型:3つの傾向を知り、使いこなす
ガラステクスチャによって、表現傾向には大きな差があります。
まずはガラス表現の傾向・特徴を下記にてご確認ください。

一覧で見ると、下記のように違いがあります。


いかがだったでしょうか。
今回は、RIKCADに収録されている窓ガラステクスチャの特徴や、それぞれの違い、活用方法についてご紹介しました。
建物をCADで描くときは、窓ガラスの色や見え方にも少し意識を向けてみてください。
テクスチャを使い分けることで、パース全体の印象や建物の雰囲気をより伝えやすくなります。
「どの窓ガラスを使おう?」と迷ったときは、今回ご紹介した特徴を参考に、建物やパースの雰囲気に合うものを選んでみてください。
ぜひ、これからの窓ガラス選びやパース作成にお役立てください。
― 建物作成に関するFAQ記事・マニュアルはこちらから ー
窓の配置・編集をはじめ、建物作成に関するよくあるご質問や操作方法をご確認いただけます。
窓ツール
https://faq.rik-support.net/0599
2枚にまたがる壁に窓を入れる方法
https://faq.rik-support.net/0603
窓サッシ一括変換(システムアップ機能)
https://faq.rik-support.net/0649
RIKCAD13 建物作成編マニュアル
https://doc.rik-service.net/RIKCAD13_Manual/contents/book6/index.html#page=1
建物作成機能
https://faq.rik-support.net/0269
建物作成CAD ソフトで作成した建物データ取込
https://faq.rik-support.net/0428

