【制作秘話も大公開】8月29日(金)オージープランツ含む植栽データ40点が配信されました!

いつもRIKCADをご利用いただき、ありがとうございます。

当社では、2024年より毎年、RIKCADに標準で収録されているオブジェクト全般「2D/3D植栽」「自然素材」「添景物」について、ユーザー様のご意見・ご要望をお伺いするアンケートを実施しております。
お寄せいただいた声をもとに、改良や追加を行い、毎月新しい植栽を自動更新で配信しています。

8月は皆様からご要望の多かった、オージープランツ、ヤシ、古木を含む40点を配信いたしました。
以下に、配信植栽の中から一部抜粋した画像や今回の配信画像を含む、RIKCAD標準収録植栽のみで作成したサンプルパースをお届けします。

【サンプルパース】

当社では、2024年7月以降、毎月異なる植栽ラインナップをお届けしていますが、今回は、配信される植栽データがどのように生まれているのか、制作舞台裏とデータ作成担当者の声をご紹介します。

今回配信する植栽データは、ユーザー様の圃場にお伺いして、撮影させていただいた写真から制作を行いました。
当日は、写真を撮っていきながら、1本ごとに植栽の名称や特徴を丁寧にご説明いただき、実物を間近で拝見することで、サイズ感や色味、他の植栽との組み合わせ方など、貴重な学びを得ることができました。

撮影終了後は、撮影時に受けた太陽光の影響を補正していく作業を実施します。

補正作業は、段階的に幹と葉の色補正をして、青み除去・コントラスト調整・露出補正など、ひとつひとつ丁寧に手作業で行い、RIKCADへ取り込んだことも考慮しながら、実際植栽の色合いに近づけていきます。

補正が終わったものから順に、約2週間かけて、RIKCAD部品化(オブジェクト)→ サイズや色等の設定項目(パラメータ)→データ検収→テストなど、約2か月の制作期間を経て、CADデータとして配信しています。

【制作裏話と想い・こだわり】

今回のオブジェクト制作では、何よりも「生きた植栽の魅力」を伝えることを念頭に、撮影からモデリング、テクスチャ調整、最終的なレンダリングに至るまで、一つひとつの工程を丁寧に重ねました。
AIがどれだけ進歩しても、違和感のない自然な表現には手作業が欠かせません。私たちは、RIKCADユーザー様の声を反映し、実物の特長を取り入れながら妥協せず制作を進めてまいりました。
これからもいただいた学びを次につなげ、より良いデータをお届けできるよう探求を続けていきたいと考えています。

また、撮影の際に得られた気づきは、RIKCADでの設計やプレゼンテーションにおいて、植物のリアルさがパースの仕上がりや品質、提案の価値を高めることにつながるため、表現の追求や細部の再現に活かし、より完成度の高いオブジェクト制作につながったと感じています。

実際に撮影の様子をご覧いただいたユーザー様からは、「制作がこんなに手間がかかるとは思わなかった。とても嬉しい」という声もいただき、私たち自身にとって大きな励みとなりました。
現地での撮影にご協力くださったユーザー様、ならびにご支援くださった会社様には、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

【撮影協力会社】

■bloom(ブルーム) 様
会社名:有限会社栄松苑|静岡県
HP:https://www.bloom-eishouen.com/

■Laule’a(ラウレア) 様
会社名:株式会社マツダクリエイト|岐阜県
HP:https://www.laulea.me/


ユニマットリックでは、今後も、皆さまと一緒に、日々の業務にお役立ていただける製品・サービスをお届けできるよう、機能の改善やコンテンツの充実に努めてまいります。
9月は、レモン、キョウチクトウ 斑入り、カシワバアジサイなどの2D植栽のほか、3D植栽と植栽SETを含めた約50点を配信予定です。来月の配信データも、どうぞお楽しみに!

本日ご紹介した植栽は、今すぐにお使いいただけるものとなっております。
ぜひ自動更新を実施し、皆様の提案資料への活用をよろしくお願いいたします。

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