外構・エクステリア業界でもDXが進む中、現場の情報取得から設計提案までを効率化する手段として、点群データの活用が注目されています。
「スマートフォンひとつで現場をスキャンし、そのまま設計に活かす」そんな新しいワークフローを、実務レベルでどのように取り入れているのか。
今回は、愛知県豊橋市のエクステリア専門店 有限会社イヨダ外構 代表取締役 “いよちゃん” に、実際の運用についてお話を伺いました。
この記事では、動画の内容をもとに、あらかじめ押さえておきたいポイントをコンパクトにご紹介します。
■ 動画内容のポイント
無料のスマホアプリScaniverse(スキャニバース)で取得した点群データをCloudCompare(クラウドコンペア)で整理・調整し、RIKCADへ取り込んで設計に活かすまでの一連の流れを、実際の画面とともに解説いただいています。
特に印象的なのは、点群データを「完成データ」ではなく“設計の叩き台”として活用するという考え方です。
CADに取り込む前の下ごしらえや、提案につなげるための工夫など、実務に直結するポイントが随所に語られています。
ここまで読んで、「実際の操作ってどんな感じなんだろう?」と感じた方も多いのではないでしょうか。
文章だけでは伝わりきらない、スキャンの流れやデータ調整のリアルな動きは、動画で見ると一気にイメージが深まります。
今回の動画では、LRTK Phoneによる精度確認や、スクリーンショットを活用したプレゼン手法など、日々の業務の中で実践されているリアルな工夫もご紹介いただきました。
さらに、リフォーム提案や価格交渉の実例にも触れており、点群データが「設計の効率化」にとどまらず、お客様とのコミュニケーションの質を高めている点も見逃せません。
加えて、今後リリース予定の「RIKCAD13」の新機能として、Scaniverseデータ(.las形式)の直接取り込みにも言及いただいており、業務効率化のさらなる可能性も感じていただける内容です。
■ 点群測量で押さえておきたい「許可と配慮」の参考
点群データを実務で活用する際は、施主様や近隣への配慮もあわせて重要になります。
特に、以下のポイントを事前に共有しておくことで、トラブルを防ぐことができます。
- 撮影範囲と目的の説明(3Dデータ化のために周囲も記録すること)
- 映り込みへの配慮(建物・窓・私物などが含まれる可能性)
- 近隣への説明(隣家の一部が入る可能性と対応方針)
- データの利用範囲(設計目的のみ・保管ルールの明示)
また、人物やナンバープレートなどが識別できる場合は、ぼかしや削除などの対応を行うことも基本となります。
点群データの活用は、単なる効率化にとどまらず、提案の精度と信頼性を高める手段でもあります。
そのためには、技術だけでなく、こうした配慮も含めて運用することが重要です。

「点群データ、気になっているけど実際どう使うの?」
「スマホ測量って、本当に現場で使えるの?」
そうした疑問をお持ちの方にとって、“明日からの業務にどう活かすか”のヒントが詰まった内容です。
文章だけでなく、実際の流れを見ていただくことで、活用イメージはより具体的になります。ぜひ動画でご確認ください。
■ RIKCAD13で広がる、測量から提案までの一貫フロー
点群データをCADに取り込むことで、現況をもとにした正確な設計から、3D化・パース提案までを一貫して行うことが可能になります。
測量から設計、提案までをスムーズにつなぐことで、打合せの質が高まり、意思決定のスピードも向上。
結果として、受注までの流れをよりスピーディに進めることにつながります。
2026年6月リリース予定の「RIKCAD13」では、点群データ活用を含め、現場から提案までのプロセスをよりスマートに進められる機能を搭載予定です。
詳しくは、下記よりご覧ください。
https://products.rikcorp.jp/rikcad13/

