【業務改善#2】エクステリアのDXとは?課題とメリットを解説

エクステリア業界でもDX推進が注目されています。今回はDXについて解説していきます。

■DXとは?

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術(テクノロジー)を活用して業務効率化を進めつつ、ビジネスモデルや組織体制の変革を進める取り組みのことです。
人手不足や資材高騰の影響を受け、市場縮小の苦境に立たされている住宅業界。国土交通省の調べによると、2001年には38万戸ほどだった新築注文住宅の着工戸数は、2023年に23万戸割れとなりました。人口の減少に伴い、住宅業界の不況はこれからも続いていくと予想されています。さらに、住宅と密接に関わるエクステリア業界にもその影響は広がりつつあります。変化するビジネス環境に勝ち抜くためには新規・既存顧客へ精度の高いアプローチと生涯顧客化が必要になります。

DX推進の状況
ユニマットリックでは2023年10月にユーザーを対象としたエクステリア業界アンケートを実施しました。その結果企業の40%がアナログ(ホワイトボード等)での管理という結果でした。

DXを推進する3つのメリット

1:生産性が向上する
2:コミュニケーションの量と質が高まる
3:できなかったことができるようになる


1:生産性が向上する
業務改善#1の属人化でも述べたようにアナログ管理による情報共有の非効率では業務の定型化・標準化ができないため、従業員の採用や定着率にも大きく影響を及ぼします。
DXを進めることで業務フローの効率化が進み、ペーパーレス化や人件費削減によるコスト圧縮が可能です。

2:コミュニケーションの質と量を高める
会社に戻ってホワイトボードに予定を記入する、会社に電話して予定を書き換えてもらうという作業を行わずともスケジュール管理のシステムを使えば出先でも記入・修正ができてお互いの予定を確認し、把握することが可能です。
情報共有・一元化することで顧客に対してだけでなく、社内のコミュニケーションの質も高まります。

3:できなかったことができるようになる
業務とフローの適正化、内製化/外部化のコントロールが可能になると確実な仕事を行えるようになり、新しい事業を始めるハードルも下がります。
また、DXを進めるとデータの蓄積が進みます。その分析を進めることで、顧客ニーズの把握や、戦略的な商品・サービスの開発、提供などが可能です。そして社員のノウハウもデータ化することで技術の継承が期待され、企業の資産になります。

DXを成功させるには?
DXの最終地点は業務をマニュアル化・チェックシート化することです。そのためには、理念やコンセプト、標準(化)などを前もって決めておく「前定義」が必要です。属人的な業務を洗い出し、誰でも理解できるように整理してからDXに落とし込む。一見面倒に思われるこの作業が、DXを成功させる重要なポイントです。

前定義ができたら、DXの目的を明確にして、いよいよツール・システムを導入します。
ユニマットリックでは、下記2つのシステムをご用意しております。
それぞれのサービス内容をご確認の上、ぜひシステムの導入もご検討ください。

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引用:待ったなし!エクステリアDXによる業務改革〜工務店DXの最前線から学ぶ、エクステリア業界のDXとは〜セミナーレポート(https://www.rikcorp.jp/topics/20240307/1270/)