いつもRIKCADをご利用いただき、誠にありがとうございます。
日頃より多くの方にご愛用いただいているRIKCADには、実はあまり知られていない便利な機能がたくさんあります。
RIKCADで建物を作図する場合、ドアの設置に「ドア」と「ドア配置」という、2つのツールがあることをご存知でしょうか?「ドア配置」はRIKCAD7で登場した新機能で、建材メーカー製の玄関ドアを検索機能より検索・選択し配置できる機能です。
今回は、「そんな使い方があったんだ!」という、新たな発見を皆様にお届けすべく、「ドア配置ツール」を徹底解説します。
① メーカー部材が豊富
建物と外構は一体となってその家の印象を形づくるものです。実際の玄関ドアと同じものを図面内に配置することで、外構との色合いやデザインのバランス・調和が視覚的に伝わりやすくなります。
特に最近は、SNSやインスタ映えの影響もあり、玄関まわりのデザインが“家の顔”として再注目されており、エクステリア建材メーカー様各社、エクステリア商品と玄関ドアを合わせてセットで提案するカタログやサイトを展開されています。
そういったセット提案時に、2025年4月上旬段階で約5,000点の部材を登録してある、ドア配置ツールをぜひご活用ください。実際にどのような商品が登録されているのか、15秒の紹介動画にまとめましたので、ぜひご覧ください!
② 豊富な検索項目で「探す」時間を大幅短縮
「エクステリア商品と同色の玄関ドアを探す場合、もっと効率的にできないか?」「玄関ドアのタイプで絞り込み検索出来たほうがもっと便利になるのに…」という、皆様からのご意見を基に、RIKCAD11以降は、タイプとカラーでの検索を可能にしております。
この改善により、現場写真を見ながら、エクステリア建材メーカー問わず、お施主様のご自宅のドアに近いイメージを選ぶことができ、大幅な時間短縮が実現しました!

② ドアツールとオブジェクトツールの選択で、皆様の作図をよりスムーズに
ドア配置ツールでは、作図の適用ツールが「オブジェクト」と「ドア」の2つから選択いただけます。

オブジェクトツールとドアツールはそれぞれ異なった特性をもっています。
こちらの特性を知っていただき、状況に応じて使い分けることで、「思ったように配置できなかったことによる作図し直し」の負担を軽減できます。

ドア配置ツールの詳しい使い方は、こちらよりご確認ください。
https://rikcorp.zohodesk.com/portal/ja/kb/articles/218
本日は、ドア配置ツールについて徹底解説いたしました。
パースに建物が入ることで、「その場所での暮らし」がより身近に感じられるようになり、より伝わる、より印象に残る提案となります。また、玄関ドアが実際の商材と同じである、という小さな工夫が、提案全体のクオリティを引き上げてくれます。
みなさんの想いが伝わる提案の一助として、「ドア配置ツール」をぜひご活用ください。
RIKCADは、皆様から頂戴したご意見・ご要望をもとに、日々の業務にお役立ていただけるよう、機能改善やコンテンツの充実を進め、今後もさらなる進化を目指してまいります。
ドア配置ツールにつきましても、引き続き部材の追加登録やメンテナンスを行い、より使いやすい環境を整えてまいります。
今後もご愛顧のほどよろしくお願いします。
ドア配置ツールでは、2025年3月10日に、自動更新にて、株式会社LIXIL社製の新商品「XEシームレス」と「XEスタンダード」の計113点を配信いたしました。
3月中旬以降に自動更新を実施いただいた方は、すぐにお使いいただけるものとなっております。
もしまだRIKCADに追加されていらっしゃらない方は、ぜひ自動更新を実施し、皆様の提案資料への活用をよろしくお願いいたします。
自動更新システムの使い方はこちらから
https://doc.rik-service.net/RIKCAD11_Manual/contents/book7/index.html#page=3
※RIKCAD7をご利用中の皆様へ
ドア配置ツールは、プレミアムサポートユーザー様限定のブラッシュアップ機能となっております。
プレミアムサポートについての詳細は、下記よりご確認ください。