RIKCADで毎日作図をしているけれども繁忙期になると作図作業も忙しくなります。
ユーザー様からも以下のことをよく伺います。
・図面作業が立て込んで提案までに時間がかかる
・図面の作成に追われているため、提案の質を高めるのが難しい
・作図が終わらず残業することに・・・
時間外労働の規制が厳しくなり、働き方の改善が求められるようになってきています。
■エクステリア・造園業が抱える課題
2025年問題に伴い、建設業・造園業では、「長時間労働」・「高齢化と人材不足」・「デジタル化の遅れ」等の課題があります。
長時間労働:
働き方改革関連法案の実施により、2024年4月から残業時間の罰則つき上限規制が適用されました。
高齢化と人材不足:
2020年に行われた国勢調査のデータから算出すると、建設・土木作業員に分類される就業者のうち、65歳以上の高齢者の割合は18%ですが、植木職・造園師の同割合は38%と3分の1以上が高齢者で占められていています。30歳未満の若年層が全体の6%と低い割合で人材不足が深刻化しています。
デジタル化の遅れ:
長年にわたり図面や資料など多くの情報が紙媒体で管理されてきたこともあり、なかなかデジタル化が進んでいないのが現状です。
また建設業・造園業は、元請けから下請け、さらに孫請けへ仕事を発注する形態が多く見られます。この形態では実際に現場で作業する労務者が、パソコンなどのデジタル機器を使用する機会はほとんどありません。
■課題解決策の第一歩はデジタル化から
長時間労働解消・人材不足を解消するために、まずはお施主様との図面のやりとりをデジタル化から始めましょう。その理由は以下の3点です。
①品質向上とリスク軽減
打合せ時にRIKCADを用いて提案を行うことをお勧めします。
CAD画面をテレビに繋ぐなどで共有することにより、お施主様のイメージが伝わりやすく、ニーズが引き出しやすくなります。打合せ時にその場で修正、または設計担当に共有することで、手戻りが減少し、業務負担が軽減されます。
②競争力強化
打合せ時に用いることで提案力がアップするのはもちろん、競合先よりも先に打合せ内容を反映した図面を提案できるメリットがあり、競争力強化に繋がる長期的な効果が期待できます。
③生産性向上と効率化
打合せ中に軽微な修正をその場で行うことで、打合せ後に設計担当に修正を依頼する手間が省けます。これにより、修正にかかる時間が削減され、長時間労働の問題が緩和されます。その結果、少人数でも効率的に高品質な業務を短時間で行うことが可能になります。

デジタル化を進めるには、RIKCADを使える人材を増やす必要があります。しかし、忙しくてその時間を割けないという方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめのサービスをご紹介します。
■RIKCADを使う人を増やすためのおすすめ支援サービス
RIKCADスクール
RIKCADスクールでは、初めてRIKCADに触れる方を対象とした初級講座から、実践的なスキルを身につける中級・上級講座まで、レベルに合わせた講座が用意されています。
●基礎から学べるカリキュラム:
RIKCADマニュアルに沿って、ソフトウェアの起動から図面の印刷まで、基本的な操作を丁寧に学ぶことができます。
●分かりやすい教材と学習方法:
動画教材とテキストを使って、自分のペースで学習を進めることができます。 また、オンライン授業とE-ラーニングを組み合わせたライブプラスコースでは、講師から直接指導を受けることも可能です。
●実践的なスキルを習得:
中級・上級講座では、実際に近い課題に取り組みながら、より実践的なスキルを身につけることができます。
●資格取得を目指せる:
各講座は「RIKCAD 検定」に対応しており、講座で学んだ知識を活かして資格取得を目指せます。資格取得は就職活動においても有利になります。
●エクステリアの基礎知識も学べる:
エクステリア基礎知識講座を受講すれば、専門知識を身につけることができます。
■使える人が増えたらRIKCADの追加導入をご検討ください!
RIKCADを追加導入することで、スタッフが同時に作業可能となり、業務効率が向上し、提案の質とスピードが大幅に改善されます。これにより、時間短縮や経費削減が実現し、営業利益の向上が期待できます。

その他、人材育成・業務でのお悩みはまずユニマットリックへご相談ください!
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