ミスを未然に防止する為に「職人さんに分かりやすい図面を描く」コツ。前編はこちら「職人さんにわかりやすい図面」にするには、どんな工夫をご紹介します。
(5)高低差の表記は必要不可欠。
数値での表記以外にも法面表記も合わせて入れると更に分かりやすい図面になります。RIKCADではオブジェクトの2Dシンボルを使うと便利です。
(6)立面 ブロックレベル表記
たまに立面図に寸法表記を入れていない図面を見ることがありますが、現場では立面図は必要不可欠なものです。立面図を添付するだけではなくブロックレベル高さや天端レベルで表記する事が望ましいです。この表記があるだけで職人さんはわざわざスケールしなくても確認ができるので職人さん目線になって分かりやすい図面を心がけましょう。
(7)雨水浸透桝の表記
雨水浸透桝も外構図面には必要な表記です。建築図面からきちんと確認する必要がありますが図面上に表記がある事で職人さんにはとても親切です。
(8)車庫勾配の正確性
車庫勾配もパースの見た目上で大体で入力されがちですが正確な勾配はやはり職人さんには親切な図面。勾配率やレベルでの表記を入れるように心掛けましょう。RIKCADでは土間勾配入力機能がお勧めです。
図面をしっかりと細かいところまで描くために、CAD養成講座も実施しています。エクステリアCAD≪RIKCAD≫ を使用してのCAD入力操作、及びエクステリア基礎知識・プランニングの基礎を、約3ヵ月間の授業で学ぶコースです。 3ヵ月間の講座修了時には、CAD作図入力操作において即戦力になりうるスキルの習得を目標としている講座です。