【現場革命!】ついにスマホで点群データ撮影! 戸建て敷地を現調してみた【RIKTV Topics Vol.28】

点群データってなに?

BESTERRA Blogより転用記載

近年、建設業界やプラントで徐々に普及しつつある「点群データ」。

プラントの点群データ(アイソメ、俯瞰、斜視)

「なぜ普及し始めたの?」
「写真の方がキレイじゃないか」
「そもそもこれで何ができるの?」
確かに聞きなれない言葉なうえに、イメージがつきにくいかもしれません…

まず
「点群データ」とはなにか?…その名の通り”点の集まり”です。
下の画像は粗い写真に見えるかもしれません。

himeji 点群データ

しかしこれが「点群データ」であり、
各要素を構成しているのが細かい無数の”点”になります。

「え?」
と思われるかもしれませんが、近づいてみるとその全貌が明らかになります。

himeji 点群データ 点が見えるまで近づいたキャプチャー

点が一定間隔で無数に並んでいるのがわかります。
画像の点と点との距離が粗さ(画素数、ピクセルみたいなイメージ)として画像に表れています。

LiDARスキャナってなに?

TIME & Space by KDDI 記事より転載

「LiDAR」という言葉は、「Light Detection and Ranging」(光検出と測距)を略したもの。言葉の意味からもわかるように、レーザー光を利用して離れた物体の距離を測る仕組みです。同様の仕組みとして、電波を使って離れた物体との距離を測るレーダーがあるが、これの光版と考えられます。

iPhone 12 ProのLiDARスキャナのイメージ

距離の測位には、レーザーやLEDなどの発光源から光を照射し、対象物に反射して戻ってくるまでの時間を計測する「ToF(Time of Flight)」という方式が主に用いられている。

2020年10月に発売された「iPhone 12 Pro」と、11月に発売された「iPhone 12 Pro Max」には、背面カメラ部に「LiDAR(ライダー)スキャナ」が搭載されているます。

この「LiDARスキャナ」で点群データを撮影して、RIKCADに取り込み敷地の現調をおこなう手順を紹介させていただきます。