初期提案をスピード化したい時にオススメな小ワザ【後編】

スラスラとお客様との打合せの場でパースがラフでも手描きで描けると初期提案における施主へのインパクトも高いですよね。しかし中々、独学だけでは上手に描けないとお悩みの方に朗報です。エクステリア・ガーデン専門のイメージスケッチ&カラーリング講座が水曜か土曜のいずれかの週一回の全3回で一消失点法、アイソメ図の違いや描き方を、演習課題を通して学べます。また、着色材料の紹介や材料による違いなどを、講師の実演を通じて学べるので是非チェックしてみてください。

また打合せの最中に、お客様の要望をその場でCADに入力したらビジュアル的にも喜ばれますし、その後のプラン作成の時短にもなります。この方法はCADを使われている方なら思われる方多いんじゃないでしょうか。しかしこの方法は、お客様から要望を増やしすぎる+選択肢を与えすぎて次に進まない、なんて事も良くお聞きします。お客様に合ったプランを的確に伝え夢を膨らませる事が大事になりそうですね。

そんなCADを使用した初期提案には、前回もご紹介したエクスプラットがオススメです。RIKCAD Ver.4以上のユーザー様は閲覧・印刷するだけでなく閲覧したプランをそのままCADデータとして加工・変更が自由自在に出来るんです。

 

初回はヒアリングのみ、次回に手描きorCADパースで提案。一番主流な方法かと思います。ここで重要になってくるのはヒアリング者と設計者が別の場合、いかに適格に施主の要望を伝えるかで図面の変更・修正回数が変わります。業界的には図面の変更回数は約3回と耳にする事がありますが3回だとまだマシな方なんでしょうか。この問題を解消するにはヒアリング者(営業マン)の設計スキルを向上させるのが一番早い方法と言えるでしょう

では設計スキルと言っても何を学べば良いかというとエクステリア概論・材料知識・構成要素・部位別設計寸法など、設計、デザインに必要な基礎知識です。書籍がたくさん発行されているのでチェックしてみてください。

書籍以外にはE&Gアカデミーで行っている単科コースがお勧めです。単科コースは水曜コースか土曜コースがあり、在職中でも学びやすいコース設定になっているのでこちらもチェックしてみてください。