“おもてなし規格認証”がIT導入補助金の採択率に関係している?

国は東京オリンピック開催に向けて海外からの旅行者に対し、国内のサービス業に対し、日本のサービス業を活性化したいという狙いから『おもてなし規格認証』という認証制度をスタートしています。

この『おもてなし規格認証』ですが、2020年までに色々な優遇が受けられそうなんです!『おもてなし規格認証』の内容は、サービス産業事業者を対象に「お客様・従業員・地域社会」3つの満足度を高めるためのチェックシート(取り組み)30項目を評価し、認証マークや、登録証を取得することができます。

評価項目ですが大きく分けて7つのカテゴリからなっていて、それぞれの小項目を合わせると、30項目となっています。

  • 情報提供に関する取り組み
  • 設備に関する取り組み
  • 職場などの環境改善に関する取り組み
  • 業務改善に関する取り組み
  • ツールの導入・用意に関する取り組み
  • 顧客理解・対応に関する取り組み
  • 人材教育・育成に関する取り組み

詳しい内容は、こちらから→おもてなし規格認証の動画とパンフレット

『おもてなし規格認証』を持っていた方が良いとされるのは下のこんな方々。

  • IT導入補助金を受けようと思っている方
  • サービス業で品質を高めたい
  • 政府系の優遇措置を受けたいと思っている方

IT導入補助金の2018年の募集や内容についてはまだ公表されていませんが、おそらく2018年も補助金の実施はあると思います!IT補助金(商品開発や販路開拓などの取り組みを支援するために、ITへの投資や、補助金・融資制度)を受けたい時に、おもてなし規格認証の取得が有利になる可能性があります。

IT補助金を受けたい時に『おもてなし規格認証』が有利だと推察される理由としては以下の二つ。

・『おもてなし規格認証』のチェックシート内にITやwebを活用する項目が多い
・IT導入補助金の申請で、おもてなし規格認証がチェック項目としてあがっている

でもってIT補助金申請時に『おもてなし規格認証』のどのレベルの認証を取ってるべき?という疑問については、申請時は”紅認証”で大丈夫なようです。紅認証からスタートして、これから次のレベルにアップしていくためにITとwebで補える「これから実施したいと思う取組」をIT導入補助金で補うようにしていけばいいんです!